9月26日に大阪万博に行ってきた。 前日に泊まったホテルではなぜかチェックインの機械に宿泊税を8万円請求されて困惑するアクシデントに遭遇した。
当日は8時半くらいに夢洲駅に着いたが結局入場できたのは9時40分くらいだった。 9月後半でも結構暑くて1時間くらい外で並ぶのは少ししんどかった。
色々なパビリオンを回る余裕はないだろうということで基本的に中東のパビリオンをメインに回ろうと決めていた。 中東の方を選んだ理由は、多分旅行で行くことがないだろうと思っているから。
以下が見ることができたパビリオン。
最初に入ったパビリオン。カタールは去年飛行機の乗り継ぎで空港に数時間滞在したくらいであまり良く知らない国だった。 展示は湾岸沿いに街や自然を紹介していくという展示。
10時半からの枠で「音楽の都・浜松」コンサートが当選していた。 このコンサートでは鈴木愛美さんとヒグチアイさんの演奏を聞くことができた。 ヒグチアイさんが進撃の巨人で使われていた「悪魔の子」という曲を演奏してくれてテンションが上った。
ここのトイレは万博内で行ったトイレの中で一番綺麗だった。
コンサートが始まるまでXを眺めていたら知人が同じ場所にいることに気がついた。
あれ? pic.twitter.com/338Kbbpgw7
— ちゃっく (@chakku_000) September 26, 2025
万博に行った人たちの評判が良かったので気になっていた。 結果的には見学することのできたパビリオンで最も展示のインパクトが大きく面白かった。
パビリオンには滑り台やプラネタリウムがあったり、砂漠の砂を触ることができるようになっていたりと、非常にお金がかかっていそうな展示が多かった。 滑り台が子供用だと知らずに並ぼうとして恥ずかしかった。 パビリオン内に休憩所があったりと空間を贅沢に使っているように感じて快適だった。
プラネタリウムでAIを使って願い事を星にするみたいなのがあったが、あれは結局よくわからなかった。 音声とかからどういう変換をしているかなどの説明とかがなく、何にAIを使っているのか不思議だった。
トルクメニスタンも今回の万博がなければ名前を聞いたことあるなぁくらいの認識でしかなかった。どこのパビリオンを回ろうか調べていると結構評判が良さそうなので行ってみることにした。
パビリオンに入ると大統領の写真が飾ってある。写真の前を通ってトルクメニスタンを解説した動画を見ることになる。 この動画がなかなか思想が強くて、「偉大なる指導者」とか「英雄」みたいな感じで過去の大統領とかを紹介していくのが面白かった。 全体的にストーリーがかっこよく仕上がりすぎていて逆にフィクションっぽい感じになっていた。 この雰囲気がXで「独裁国家特有の雰囲気」と言われているものなのかなと思った。
2階で展示物を見ることができる。 中央で目玉展示っぽく薬用植物の模型が展示されていた。 薬用植物が有名なことはわかるがもう少し説明が欲しい。
レストランが気になったが流石に行列がすごくてやめた。
これは行く予定はなかったが、ちょうど見かけて気になったので入ってみた。 建物が迷路みたいになっており街っぽい感じになっており、建物だけでも楽しい。 サウジアラビアの海洋保全とか伝統的織物とかが紹介されていたが、個人的には未来都市の展示が面白く、スターウォーズみたいな世界観だと思った。 3Dプリンタでサンゴを作る海洋保全の説明を見て、サウジアラビアってそういうことやってるんだと思った。
レストランがテイクアウトをしているので昼にここで昼食を買って食べた。テイクアウトならすぐ買えるだろうと思って並んだが30分くらい並ぶことになった。 メニューを見ると弁当が4000円していて、この価格は正直出しにくいので、主役オーラを出していたラム・ウージというご飯(3000円)と、気になったラフシュ入ラクダミルク(1000円)を買った。 ラム・ウージはラム肉とスパイスの炊き込みご飯で、多分インディカ米を使っていて非常に美味しかった。 ラフシュ入りラクダミルクは甘みが強く、牛乳よりもゴマっぽい風味だった。ラクダミルクだけで飲んでみたかった。
UAE飯に美味しいイメージが無かったが、想像以上に美味しく非常に満足度が高かった。 ただ、とにかく値段が高くて困る。これが世界価格ってやつかな。
夕方に、他の人気パビリオンはこれ以上並べたにようになっていたりしていたが、UAEパビリオンは全く列がなかったので吸い込まれた。 以前はござで座ったり寝転んだりして休憩ができるという話を聞いた気がするが、自分が行ったときにはみんなござの上を歩いていたので休憩には使えなかった。
開催国のパビリオンを1つくらい見れたらいいなと思っていたところ、当日抽選で予約することができた。
循環をテーマとして、微生物でゴミとかを再利用するみたいな展示だった。幻想的な感じの空間にしているので視覚的に楽しいパビリオンだった。 一方で、展示を見ながら説明を探していることが多かったのが残念に感じた。 せっかく面白い展示なのでもっと詳細な解説とかがあると嬉しいなと思った。
全体として非常に満足度が高く、中東旅行とか行ってみたい気持ちになった。 食事の値段が高すぎて満足に食べたら破産しそう。