S3互換ストレージとして有名なMinioを構築したときに、昔に比べてWebUIが妙にシンプルになっているような気がした。
調べてみると、MinioのCommunity EditionのWebUIは2025年5月にv2.0.0がリリースされたタイミングで多くの管理機能が削除されたらしい。
基本的には必要な管理者による操作はmc
コマンドを用いて行うことが推奨されている。
削除はminio/object-browser PR#3509が対応するPRのように見える。 理由はコメントにかかれている。 要約すると、community edtionのUIはほとんどメンテナンスされておらずセキュリティ的にも問題があり十分でないので削除するが、今後もPRも歓迎するらしい。
MinioというとOSSのs3互換ストレージとしてはかなり有名なはずだと思うけど、これでもUIがメンテナンスされないというのはなかなか世知辛いなぁという気持ちになった。 コメントにもあるがMinioの場合、Community EditionとEnterprise Editionの両方のWebUIをメンテし続けるというのが大変というのは理解できる。 とりあえずs3のファイルを表示するUIが残っているだけでもラッキーかもしれない。